- まずはザックリ理解したい
- イメージを優先したい
- 苦手を克服したい
このような方向けに解説をしていきます。
【今回わかること】
- 位置とはなにか
- 距離とはなにか
- 位置と距離の違いはなんなのか
位置とは『点』のこと
日常会話で「位置」と言うときはどのようなイメージを持っていますか?
「改めて言われるとなんて言っていいかわからない」という人も多いでしょう。
次の日本語で違和感を感じないのはどちらでしょうか。
- あなたの家の位置はどこですか?
- あなたの家の距離はどこですか?
しっくり来るのは①の文章でしょう。
家の位置を聞かれたら「住所」を答えればOKです。
つまり、「位置」のイメージは次の通りです。
住所以外にもピンポイントな点を表す方法はあります。
- 緯度、経度
- x座標、y座標
さらに身近なものであれば、Googleマップでピンを刺すイメージを持つといいでしょう。
地図では緯度・経度を使いますが、高校物理では基本的に座標を使うことが多いです。
数学がものすごい苦手で「座標ってなに?」というレベルの方は、まず座標の復習をしておきましょう。
距離とは『点と点の幅』のこと
距離についても、日本語として違和感がない文章について考えてみます。
違和感がない文章はどちらですか?
- あなたの家から学校までの距離はいくらですか?
- あなたの家から学校までの位置はいくらですか?
きっと①の方がしっくり来るでしょう。
①であれば「○○kmくらいかな?」というように答えれば良さそうです。
①の文章では「家」「学校」と、場所を表す言葉が2つ出てきました。
つまり、『距離』とは次のようなイメージです。
Googleマップでいえば「経路」のようなものですね。
ただし、道順は気にせずに直線的に測るということに注意が必要です。
位置と距離の違いを整理
結局どのように違いをイメージするのがいいのか。
次のようなイメージを大切にしましょう。
- 『位置』は点
- 『距離』は点と点(位置と位置)の幅
Googleマップでも、家と学校の話でも、みなさんがイメージしやすい方法で覚えておきましょう。
まとめ
- 位置は『点』
- 距離は『点と点の幅』
- 距離は直線で測る
動画内では問題演習などもあるので、確認のためにも是非チャレンジしてみてください!