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高校物理オススメ参考書と問題集(解法種類ごと)

  • 参考書と問題集ってなにが違うの?
  • どうやって使えばいいの?
  • おすすめの参考書・問題集は?

この記事では現役プロ家庭教師・高校物理講師のおすすめ参考書・問題集と使い方を紹介します。

参考書と問題集の区別がついていないせいで、非効率的な使い方をしている人が多いです。

それぞれの役割をハッキリさせることで、効果的に使いこなし成績アップを目指しましょう。

高校物理では【浜島流】【漆原流】【橋元流】という有名な解法があります。

それぞれの解法流派ごとに参考書・問題集を紹介するので、どの流派で進めていくか決めましょう。

どの流派で進めていくか迷って決められないときは、次のパターンがおすすめです。

  • 苦手を克服したい
    →【橋元流】
  • 得意分野にしたい
    →【漆原流】
  • 本質を重視したい
    →【浜島流】

 

目次

参考書・問題集・教科書の違い

参考書

内容と解き方を覚えるために使用するものです。

例題や演習問題が載っているものが多いですが、内容を理解できているか簡単にチェックするのが目的です。

本格的に練習をするために使用するものではないので、使用目的を間違えないように注意が必要。

 

問題集

参考書で覚えた解き方を使う練習をするために使用するものです。

参考書で解法をある程度把握している状態で使うものなので、解説は若干省略されていることが多いです。

参考書とセットで使うことが前提なので、問題集のみで学習を進めないように注意が必要。

 

教科書

授業で使われること前提のものです。

学校の先生が説明を行うため、必要最小限の内容を簡潔にまとめてあります。

ひとりで勉強するには説明が省かれ過ぎているため、自分で勉強をしたい方にはおすすめできません。

まこと
自分で勉強するなら参考書と問題集がおすすめ!

 

参考書の使い方

簡単な参考書で全体像をつかむ

「自分で勉強しよう!」と決意したときに、多くの人が本格的な難しい参考書に手を出しがちです。

難しい内容を難しい言葉で覚えようとすると、すぐに限界が来てしまいます。

最初は「これだと簡単すぎるかな?」と思うくらい基本的な参考書からはじめましょう。

どんな現象があって、どんな解き方をするのかイメージできるようにするのが大切です。

まこと
難しい参考書ではイメージがつかみにくい!

 

買ったらまず全部読む

参考書は買った日から3日以内にすべて読み切りましょう。

書かれている内容を全部覚えるつもりで読む必要はありません。

全体像を把握し、「もくじを見たらなんとなくイメージが湧くようになった!」と思えたら最初のステップはクリアです。

参考書を買ってから日にちが経つにつれて、勉強しようという熱は少しずつ冷めていっていまいます。

可能であれば購入した日に1回最後まで読んでみましょう。

まこと
やる気が冷める前に最後まで読み切る!

 

問題の解き方を覚えるつもりで読む

買ってから1周読み終わったあとは、使える知識を吸収していくステップに入ります。

物理の専門家になることが目標でない限り、目標はテストや大学受験で得点をとることでしょう。

使える知識がほしいので、問題の解き方を重点的に読み込んでいきます。

大学受験用の参考書は解法やポイントをわかりやすくまとめてくれているものが多いです。

まとめの部分を中心に覚えて、例題で実際に使い方を確認しましょう。

まこと
使うこと前提で解き方を覚えていく!

 

問題集にも取り掛かりはじめる

参考書で解法を覚えただけでは使える知識とは言えません。

参考書2周目に入った段階で、問題集を使って自分で1から解いてみましょう。

実際に手を動かして解いてみると「あれ?次どうするんだっけ?」「なんでこの式を作るんだろう?」など、参考書を読んでいるだけでは思いもしなかった疑問が出てきます。

そのときは、疑問を解決する説明を参考書から探します。

参考書で強調されていなかった部分が意外と実戦では大切だったということがよくあるので、繰り返し読みながら実戦向きの知識に改善していきましょう。

まこと
問題集をやりながら参考書の知識をより実戦向きにしていく!

 

忘れはじめてきたかな?と思ったら1周は読むというのを習慣にする

「参考書は何周読めばいいですか?」という質問をよくされます。

答えは「受験が終わるまで何周も読む」です。

1・2回読んだだけですべて理解し、どんな問題でも使いこなせてしまう天才の方も稀にいるかもしれません。私はまだ出会ったことありませんが・・・

知識は間があけば忘れてしまうという前提条件を強烈に意識しましょう!

問題集で力学をやっているときに、波動などほかの分野の知識がスッと思い出せないときはもう一度参考書を通して読みます。

これを何度も繰り返しているうちに、知識が抜けてしまうまでの間隔がどんどん伸びて忘れない知識に変わっていきます。

はじめのうちは大変ですが、広範囲の知識を定着させるために何度も繰り返し読みましょう!

まこと
忘れてしまうということ前提で勉強するのが重要!

 

追加事項はためらわずに書き込む

参考書には実戦で必要な知識がすべて細かく書かれているというわけではありません。

すべてを網羅して書くと辞書のようにとても分厚くなってしまうので、簡潔かつ丁寧にまとめられています。

問題集を解いて「あれ?この知識は参考書に書いてないな」と思ったら、迷わず参考書に書き込んでしまいましょう。

書き込みが増えるにつれて自分専用テキストが完成していきます。

なにも書きこみがない参考書から得られる知識よりも、メモがたくさん書き込まれている参考書の方が復習効率は高くなります。

まこと
自分で網羅性の高い参考書を完成させていく!

 

 

問題集の使い方

問題集は背伸びをせずに選ぶ

志望校のレベルに合わせて問題集を選ぶのではなく、いまの自分のレベルに合わせて問題集を選びましょう。

自分のレベルに合っていないものだと、ほとんど自力で解くことができず、調べ物や原因探しで時間を大量に使ってしまいます。

まずは初見で6割程度解けそうな問題集からはじめて、知識の小さな穴を埋めていくイメージで進めましょう。

まこと
自分のレベルに合っていない問題集は効率が悪くなる!

 

参考書で覚えた解き方を使えるようになったかチェックする

問題集に取り組むときは、参考書の解法をベースに解くことを意識しましょう。

なんとなく思いついたやり方で解くというのはキケンです。

解き方や考え方の土台を作るために問題演習をしていくので、ベースを参考書で覚えた知識にすることでブレない解法を習得していきましょう!

まこと
自己流の解き方ではなく、参考書で覚えた解き方を使うことでブレない解法を身につける!

 

1問ずつ丸つけをする

1ページずつや大問ごとに丸つけをするのはとても効率が悪いのでやめましょう。

(1)でやり方をすでに間違えていて、そのまま(2)以降も続けてしまっていた場合を考えてみましょう。

大問ごとに丸つけをすると、すべて解き終わってからミスに気付くので、原因を見つけたあと(1)から全部解き直しになります。

しかし(1)が終わった時点で丸つけをすれば、すぐに間違いを修正することができるので、(2)以降は軌道修正した状態で挑むことができます。

つまり(1)から全部を解き直すという遠回りなことをせずに済むということです。

無限に時間があるわけではないので、効率的に時間を使うということを意識して問題集も進めましょう!

まこと
間違えたらすぐに修正してムダな時間はカットする!

 

はじめのうちは悩んだらすぐ解答をみる

参考書の知識が定着していない段階では、解法がなかなか思い出せずに悩む時間が多くなることがよくあります。

そのようなときは、開き直ってすぐに解答を見てしまいましょう!

「最初の数行を見たら、その先は自力でできた」という状態であれば、参考書の知識がある程度身についてきた証拠です。

数行でやり方を思いつけるようになるまでは、参考書の復習に力を入れましょう。

まこと
解法が定着するまでは開き直りも大切!

 

日付と正解不正解を記録する

問題集の復習をするときは、自分ができなかったものを中心にやるのが効率的です。

どの問題は自力で解けて、どの問題は自力で解けなかったが分かれば復習も効率よくできます。

必ず【自力で解けなかった問題】を優先して復習しましょう。

さらに日付も記録しておくことで、最後に解いてから何日経過したかがわかるので、復習のタイミングも決めやすくなります。

「1週間経ったときに復習しよう」「1ヵ月経ったときに復習しよう」など、自分のなかでルールを作っておくと計画的に復習できるので、やりっぱなしを防ぐことができます。

まこと
効率よく復習するためには記録が大切!

 

どこまでは自力でできたのか記録しておく

問題を解いていると「ここまでは自力でできたのに、その先が思いつけなかった」ということが多々あります。

そのようなときは、ここまでできたという記録を残しておきましょう。

マークを付けておく、日付を書いておくなど、自分がわかる印であれば構いません。

1行ずつでも自力で解ける量が増えていけば、最終的には最後まで自力で解けるようになります。

ミスを修正しながら着実に前進していきましょう。

まこと
1行ずつ自力で解けるもの増えていけば、最後は自力ですべて解けるようになる!

 

メモは参考書に書き込む

問題集で新しく得た知識が出てきたら、問題集ではなく参考書に書き込むようにしましょう。

参考書と比べると、問題集の解説を読み返す頻度は非常に少ないです。

各分野の問題演習を行っているときも参考書は通しで読むことが多いため、追加事項は基本的に参考書に書きましょう。

まとめノートを作る場合は、必ず定期的にノートチェックをするということを習慣化すれば問題ありません。

まこと
参考書の方が見る回数が多いので、メモは参考書に書き込む!

 

週に1~2日は復習日をつくる

問題集に取り組むときも、時間が経てば忘れてしまうという前提条件を強烈に意識しましょう。

参考書を『読む』のとは違い、問題集を『解く』のは時間がかかります。

1冊の問題集が終わってから全問復習するとなると、とてつもない時間がかかってしまいます。

なので1週間のうち1~2日はあらかじめ復習日として確保して、その週に解いた問題の復習を行いましょう。

1週間ごとに復習を仕上げていくと、時間が経っても思い出せる量が増えます。

復習を中途半端に行うと、時間が経ったときに結局すべて忘れてしまっているという状態になりやすいので、1週間で扱った問題は全問自力で解けるようになるまで仕上げましょう。

まこと
扱った問題は1週間単位で完璧に仕上げていく!

 

次の問題集に進む条件は正解率8割以上

ランダムで10~20問選んで8割以上正解できるようになったら、次のレベルの問題集に進んでも大丈夫です。

友人や家族にランダムで番号を言ってもらって、自分でテストをしてみましょう。

問題集では、やりっぱなしで身についていないのにレベルを上げるというのがキケンです。

やったものができるようになっているか確認してから次のレベルに進みましょう。

まこと
やりっぱなしはNG!必ず自分でテストをする!

 

 

おすすめの高校物理参考書・問題集

問題集の解法ごとにグループ分け

本屋で問題集を見たことがある方は分かると思いますが、〇〇流というのが色々あります。

解法にばらつきがあるので、まずはその解法ごとにグループをまとめます。

 

レベル分けした参考書のおすすめ

  1. 文系で物理基礎しか使わないグループ
  2. 理系で物理が超苦手、理系だけど物理基礎しか使わないグループ
  3. 理系で物理を得点源にしたい、得意科目にしたいグループ

この3グループに分けて紹介します。

 

問題集のおすすめ

  1. 浜島流解法
  2. 漆原流解法
  3. 橋元流解法
  4. 無所属解法

それぞれの参考書・問題集のメリットデメリットも紹介します。

解法ごとのグループ分け

全部で4グループに分けます(メジャーな問題集のみ)

浜島流漆原流橋元流無所属
①物理のエッセンス

②良問の風

③名問の森

①漆原の明快解法講座

②最強の99題

橋元流解法の大原則問題集①セミナー物理

②リードα

③重要問題集

各問題集の詳細は後ほど説明していきます。

まずは目指すレベルごとのおすすめ参考書を紹介していきます。

 

目指すレベルごとの参考書おすすめ

文系で物理基礎のみ必要なグループ

①宇宙一わかりやすい高校物理

 

メリット

  • 内容は読みやすい
  • 見開きの右半分が図や絵になっている
  • イメージが湧きやすい
【デメリット】

  • ちょっと分厚い
  • 数式が少ない
    注)計算問題とか解くときにはこの参考書だと数式が少ない分、実際解くときどうやればいいのか迷うかもしれない

イラストが多く、問題のレベルも基本的なものが多いため、物理基礎への苦手意識が強い方におすすめです

この1冊で共通テストに対応するのは難しいので、あくまでも抵抗感を無くすために使うものと認識しておきましょう。

宇宙一分かりやすい高校物理に載っている問題がすべて解けるようになったら、「②橋元の物理基礎をはじめからていねいに」へ移るのがおすすめです。

②橋元の物理基礎をはじめからいねいに

【メリット】

  • 嫌いとか苦手の克服にかなり向いている
  • ややこしい説明がかなり省かれている
  • 読みやすい
  • 漆原流に入るためのウォーミングアップに使える
【デメリット】

  • 問題数は少ない
  • 入試レベルには対応しにくい

この参考書で解法などが身に着いたら、共通テストの過去問や志望校の過去問で解く練習をしましょう。

共通テストのみで物理基礎を使用するなら、過去問の量をこなすだけである程度対応できるようになります

センター試験までさかのぼって、最低でも5年分は取り掛かるようにしましょう。

 

理系で物理が超苦手、理系だけど物理基礎しか使わないグループ

①宇宙一わかりやすい高校物理
②橋元の物理基礎をはじめからていねいに
③浜島清利物理講義の実況中継―物理基礎+物理 (実況中継シリーズ)

【メリット】

  • 全分野が一冊にまとまってる
  • 講義形式になってる
  • 実際の文章を読むだけで講義を受けた感覚になれ
  • 物理のエッセンスの著者の方なので解法の統一性が持てる
【デメリット】

  • 問題量は少ない
  • 橋元流よりちょっと難易度高い

高校物理で有名な物理のエッセンス」「良問の風」「名問の森と同じ著者なので、解法の統一性が生まれやすいです

特に物理のエッセンスは解説が抽象的なため、初心者には若干理解しにくい部分も出てきます。

この参考書で考え方の下地をつけることで、エッセンスの抽象的な解説も理解しやすくなります。

エッセンスで苦戦している場合はこちらの参考書を使用してみましょう。

 

理系で物理を得点源にしたい、得意科目にしたいグループ

①大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本

【メリット】

  • しっかり解説してるのに難しく感じにくい
  • 解説が丁寧なのにスラスラ読める
  • 最も独学向き
【デメリット】

  • 参考書というだけあって問題量は少ない
  • 橋元流よりは若干難易度高め

多くの受験生から支持されている参考書です。

解法もしっかりまとまっていて、よくある疑問にも先回りして答えるように丁寧に解説されています。

「独学で勉強したい」「流れを意識してちゃんと理解したい」という場合はこちらの参考書がおすすめです!

 

②橋元淳一郎の物理橋元流解法の大原則―試験で点がとれる

【メリット】

  • 点数を取るのに特化してる
  • 学校のテストとかでバンッと点数を取りやすい
  • イメージ重視で数式が苦手でも理解しやすい
【デメリット】

  • 本質の理解をしたい方向きではない
  • 抜けてる分野もちょっとある(万有引力や浮力)
  • その抜けは他の参考書もしくは教科書でカバーする必要あり

私が独学ではじめたときに使用していた問題集です。

良くも悪くも簡潔に書かれているため、解くための知識を効率よく学習することができます。

他の参考書と比べて書かれている文字の量が少ないので、1日1周読むということも可能です。

本屋では改訂版が販売されているため、こちらの旧版はネットで購入するようにしましょう。

 

▼抜けてる分野も補充された改訂版も出てます▼

イメージでわかる物理基礎&物理 橋元流解法の大原則


旧版には載っていなかった分野も解説されています。

解説もより丁寧になり細かい部分まで載っているのですが、簡潔さがなくなってしまったので、網羅性と丁寧さを求める場合こちらの参考書を選ぶようにしましょう!

 

問題集のおすすめ

浜島流解法

①物理のエッセンス(初学者~中級者向き)


【メリット】

  • 物理を習い始めの人向き
  • 本質を理解しやすい
  • セミナーでなんとなく解いてた問題の意味が分かるようになる
【デメリット】

  • 下地を作らないと解説がちょっと理解できないかもしれない
  • 入試問題と形式が違う(小問形式)
  • 基礎レベルの問題はちょっと少ない
  • 難しいものもポンって出てくる

解説が抽象的なので、物理への苦手意識が強い段階では難しい問題集です。

その場合は、まず参考書で下地を付けて苦手意識をなくしてから取り掛かるようにしましょう。

物理のエッセンスを参考書として使うのではなく、あくまでも問題集として使うという点にも注意が必要です。

 

②良問の風物理頻出・標準入試問題集 (中級者向き)

【メリット】

  • 難関大以外であればある程度対応できる
  • 解説がかなり丁寧でわかりやすい
  • 名問の森にスムーズにつなげることができる
【デメリット】

  • エッセンスから直で入るとちょっと厳しい部分がある
  • エッセンスを経由しないと危険

基礎レベルの入試問題に慣れるための問題集です。

物理のエッセンスが「単発問題」なのに対して、良問の風は「短めの入試問題」なので、問題の流れを意識し始めるステップに入ります。

解法の流れだけでなく問題の条件を式にする力も必要になるので、解法が身についてない段階であれば解法の習得を優先しましょう!

 

③名問の森物理(上級者向き)

【メリット】

  • 小問ごとに難易度が設定されてる
  • 解説がかなり詳しい
  • 中身をどういう風に理解すればいいか把握できる
【デメリット】
2冊マスターするのに少し時間がかかる

入試の標準から発展レベルに慣れるための有名な問題集です。

今まで問題集に取り組んだことがない状態でこの問題集をやろうとすると、分からないものを調べる作業に多くの時間を費やすことになります。

1問を仕上げる時間が長くなりすぎると、2冊マスターし終わる前に受験本番を迎えることになってしまいます。

必ず「エッセンス」や「良問の風」などである程度の力を付けてから取り掛かるようにしましょう!

 

漆原流解法

①漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座 四訂版(初学者~中級者向き)

【メリット】

  • 参考書も漆原流で統一していればとてもやりやすい
  • 公式の使いどころや解法がとても分かりやすい
  • 独学でやるのであれば最も効率的
【デメリット】
漆原流の解法になれてないと解説理解が難しい

大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本で下地を付けたあとに取り掛かる定番の問題集です。

独学で進める人でもスムーズに理解できるくらい解説がとても丁寧で分かりやすくまとまっています。

全問マスターできれば、中堅レベルの入試問題に対応するための力は十分身につけることが可能です。

 

②漆原の物理(物理基礎・物理)最強の99題 四訂版(上級者向き)

【メリット】

  • 漆原流で統一した人はとてもやりやすい
  • 公式を使うまでの過程や考え方が分かりやすい
  • 思考方法が分からない人は解決する
【デメリット】
他の解法から始めると戸惑うかもしれない

明快解法講座をマスターして、もう1ステップ上のレベルで演習が必要な場合におすすめの問題集です。

問題量は絞り込み、これはマスターしておきたいという問題が厳選されています。

難関校を志望している場合は、過去問とこの問題集を照らし合わせて、取り組む必要があるか判断してみましょう!

 

橋元流解法

①橋元流解法の大原則問題集―橋元淳一郎の物理(初学者~中級者向き)

【メリット】

  • 解法がシンプルで使いやすい
  • 定番問題が多い
  • 短期間で点数に直結させやすい
【デメリット】

  • 本質的な理解には向いてない
  • 入試レベルの問題は少ない

超基本レベルから入試問題レベルまで扱っている問題集です。

解けるようにしておきたい定番の問題が多いため網羅性は低いですが、この問題集をマスターするとテストの点数などが伸びやすいです。

この問題集のみだと入試問題で戦いにくいので、学校の試験対策や入試演習の準備として使うのがおすすめです。

無所属解法

①セミナー物理(初学者~上級者向き)

【メリット】

  • 基本から応用までの問題量が非常に多い
  • アプローチの違う問題の練習ができる
  • エッセンスと良問の風の間で弱点つぶし演習に使える
【デメリット】

  • 解説が丁寧ではない
  • 独学で進めるのは厳しい
  • 解法に統一性がない
問題量が非常に多いので、網羅性を求める場合におすすめの問題集です。
解説が簡潔すぎるため、独学で勉強する場合は少し不向きな問題集ではあります。
この問題集に取り組むときは、必ず質問できる人を見つけるようにしましょう!
②2020実戦 物理重要問題集 物理基礎・物理(上級者向き)

【メリット】

  • その年の入試問題で構成されている
  • その年の入試の傾向を知れる
  • 無機質な問題に慣れるので入試で戸惑わない
【デメリット】

  • 解説があまり詳しくない
  • ここまで下地を積んできた人向け
  • 問題が無機質(メリットにもなる)

難関校志望の受験生の中で定番の問題集です。

ある程度物理ができる人が取り組む問題集なので、解説は必要最低限のことしか書かれていません。

有名な問題集だからといって下地が出来上がっていない状態で取り組むと、マスターするまでにかなりの時間を必要としてしまうので注意が必要です。

現在のあなたのレベルと、乗っている問題のレベルの差をしっかり見極めてから取り組むようにしましょう!

 

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まとめ

どの解法を選んだとしても、最も大切なのは選んだ参考書・問題集を使いこなせるようにするということです。

参考書を買ったら、問題集を何周も解いたら大丈夫ということではありません

参考書を買って、独学で進めるときに意識してほしいポイントは

  • 中身を少し読んで、自分に合うものを選ぶ
  • 何周やるかではなく『使いこなせるまでやる』
  • 人に説明できるレベルまで仕上げる

みんなが学校の授業でペースを握られて進んでる間に、自分の力で独学で進んだ人は成績が間違いなく上がります!

いろんな問題集に手を付けるのではなく、これ!と決めた解法を徹底的に使いこなす勉強を進めていきましょう!

 

どうしても一人でやることに行き詰ったときは、分からないことを質問できる人を見つけるのも大切です。

学校の先生や周りの友人で聞ける人がいないときは、オンライン家庭教師を利用することも検討してみましょう。

指導力の高い先生と自宅からつながることができるので、勉強効率がどんどん加速していきます。

気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください!

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