【今回のポイント】
- 圧力とは、単位面積あたりにはたらく垂直な力のこと。\(P = \displaystyle\frac{F}{S}\)
- 水圧は水面からの深さで決まり、同じ深さならどの方向にも同じ大きさである
- 深さが \(h\) だけ違う2点の水圧差は \(\rho g h\) で表される
- 浮力の大きさは「沈んでいる部分」と同体積の液体の重さに等しい(\(F = \rho V g\))
- 力の見つけ方は2ステップ: ① 重力 \(mg\) を描く → ② 触れているものから受ける力を描く
第5限では6種類の力を1つずつ確認した。今回はそこに液体がからむ力(水圧・浮力)を足したうえで、「目の前の物体に、いま何と何がはたらいているのか」を漏れなく決める手順を完成させる。
この講でつまずく生徒には、はっきりした共通の思考のクセがある。「力」と「圧力」を同じ量として扱ってしまうクセと、浮力の式に入れる体積を、物体の全体積だと思い込むクセである。どちらも覚えている公式の数とは無関係で、式を呼び出す前の「何を見るか」がずれていることから生じる。今回はそこを診断しながら進んでいく。
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