【今回のポイント】
- 運動を表すグラフには、\(x\text{-}t\) グラフ、\(v\text{-}t\) グラフ、\(a\text{-}t\) グラフの3種類がある。\(3\) 種類あるように見えて、変わっているのは縦軸に何をとるかだけである。第3講で「\(1\) 秒あたりの速度変化」として数値で追った加速度が、ここではグラフの傾きとして目に見える形で現れる。
- グラフを描くときの基本は「点を打ってつなぐだけ」であり、形を丸暗記する必要はない。覚える形が \(0\) 個で済むのは、形が「計算した結果」として出てくるからである。
- \(v\text{-}t\) グラフは最も重要で、「傾きが加速度」「面積が移動距離」という \(2\) つの読み取り装置になっている。\(1\) 枚のグラフから \(2\) 種類の量が取り出せる、と知っているかどうかで手の動きが変わる。
- 速度が負(逆向き)になる区間では、「移動した距離(道のり)」と「変位」を区別するのが診断ポイントになる。ここで取り違える人は、計算力ではなく問題文の読み分けが抜けている。
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