新学期の物理、最初のつまずきが本番までを決める。
「これまで解けなかった」は"昔の自分"の話。9月のうちに、思考のクセから立て直してみませんか。
今回の問題
【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド
この問題のテーマは「組み合わせ滑車と仕事の原理」です。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。
- 力のつり合い: 物体をゆっくりと持ち上げる場合、物体や滑車にはたらく力の合力は \(0\) となります。
- 仕事の定義: 力\(F\)で距離\(x\)だけ動かしたときの仕事は \(W = Fx\) で与えられます。
- 仕事の原理: 摩擦のない理想的な道具を使っても、仕事の総量は変わりません。人がした仕事は、物体の位置エネルギーの増加分に等しくなります。
基本的なアプローチは以下の通りです。
- (1)では、物体と動滑車を一体とみなし、それを何本のロープで支えているかを考えます。その上で、力のつり合いの式を立てて、ロープを引く力を求めます。
- (2)では、2通りの方法で考えます。一つは仕事の定義(力 \(\times\) 距離)に従って計算する方法、もう一つはより簡単な「仕事の原理」を用いて、物体の位置エネルギーの増加量から計算する方法です。
問(1)
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