未来の得点力へ!高校物理 問題演習「斜方投射と壁の衝突」【高校物理対応】

今回の問題

dynamics#62

【設-問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「斜方投射と壁での衝突」です。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • 放物運動の成分分解: 小球の運動は、水平方向の「等速直線運動」と、鉛直方向の「鉛直投げ上げ運動」の組み合わせとして考えることができます。それぞれの方向で独立に運動の式を立てることが基本です。
  • 反発係数の式: 壁との衝突では、壁に垂直な方向(水平方向)の速度成分のみが変化します。反発係数\(e\)は、衝突前後の水平方向の速度成分の比で定義されます。壁がなめらかなので、壁に平行な方向(鉛直方向)の速度成分は変化しません。

基本的なアプローチは以下の通りです。

運動を水平方向と鉛直方向に分解し、それぞれの成分について運動の式を立てて解き進めます。

  1. (1)では、水平方向の運動に着目し、壁までの距離\(l\)を一定の速度で進む時間を計算します。
  2. (2)では、(1)で求めた時間を用いて、鉛直方向の運動の式からその時刻での高さを計算します。
  3. (3)では、鉛直方向の運動に着目し、投げ上げ運動で最高点に達するまでの時間を計算します。
  4. (4)では、(3)で求めた時間を用いて、鉛直方向の運動の式から最高点の高さを計算します。
  5. (5)では、壁ではねかえった後の運動を考えます。水平方向の速度が衝突によって変化することに注意し、最高点Hから床に落ちるまでの時間と、その間の水平移動距離を計算します。

問(1)

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共田 誠(まこと先生)

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共田 誠(まこと先生)

高校物理講師・プロ家庭教師 / 指導歴14年

上智大学理工学部物理学科卒。私立高校の非常勤講師として進学クラスから基礎クラスまで幅広く担当。大手家庭教師センター3社でプロ家庭教師を経験し、現在はオンライン専門で全国の高校生を個別指導中。

暗記物理の撲滅」を掲げ、生徒の思考のクセを診断・矯正するドクター型アプローチで指導。表面的なテクニックではなく、初見の問題に強い思考力を育てる。

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