未来の得点力へ!高校物理 問題演習「動く台上の物体の運動と保存則」【高校物理対応】

今回の問題

dynamics#51

【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「運動量保存則と力学的エネルギー保存則の応用」です。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • 運動量保存則: 小物体と三角台を一つの「系」とみなしたとき、水平方向には外力が働かないため、系の水平方向の運動量は常に保存されます。
  • 力学的エネルギー保存則: 床も斜面もなめらかで摩擦力が働かないため、系全体の力学的エネルギー(運動エネルギーと位置エネルギーの和)は常に保存されます。
  • 最高点の条件: 小物体が三角台に対して最高点に達するとき、両者の相対速度はゼロになります。床から見ると、小物体と三角台は一体となって同じ水平速度で運動しているように見えます。

基本的なアプローチは以下の通りです。

  1. (1)では、小物体が斜面を上る前の状態と、最高点に達した状態との間で、水平方向の運動量保存則を適用します。
  2. (2)では、(1)で求めた速度を用いて、同じく運動開始前と最高点との間で、力学的エネルギー保存則を適用し、高さを求めます。
  3. (3)では、運動開始前と、小物体が再び床に達した後の状態との間で、水平方向の運動量保存則と力学的エネルギー保存則の2つの式を立て、連立方程式として解きます。
  4. (4)では、この一連の運動を小物体と三角台の「衝突」とみなし、(3)で求めた速度を用いて反発係数の定義式から値を計算します。

問(1)

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共田 誠(まこと先生)

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共田 誠(まこと先生)

高校物理講師・プロ家庭教師 / 指導歴14年

上智大学理工学部物理学科卒。私立高校の非常勤講師として進学クラスから基礎クラスまで幅広く担当。大手家庭教師センター3社でプロ家庭教師を経験し、現在はオンライン専門で全国の高校生を個別指導中。

暗記物理の撲滅」を掲げ、生徒の思考のクセを診断・矯正するドクター型アプローチで指導。表面的なテクニックではなく、初見の問題に強い思考力を育てる。

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