【今回のポイント】
- これまで扱ってきたのは質量だけがあって大きさがない「質点」だった。今回からは大きさを持ち、力を加えても変形しない「剛体」を扱う
- 大きさを考えた瞬間に「回転」という新しい現象が現れる。だから力のつり合いが成立していても、剛体は静止するとは限らない
- 剛体を回転させる能力を力のモーメントと呼び、その大きさは \(( \text{力} ) \times ( \text{腕の長さ} )\) で与えられる。単位は \([\text{N}\cdot\text{m}]\)
- モーメントには右回りと左回りがあり、両者の大きさが等しいとき剛体は回転しない。これをモーメントのつり合いと呼ぶ
- 斜めに働く力のモーメントは「力を分解する」「作用線に垂線を下ろす」の2通りで求まり、結果はどちらも \(Fl\sin\theta\) で一致する。実戦では後者のほうが図がすっきりしてミスが減る
- 物体の全質量が集中しているとみなせる点が重心。剛体の言葉でいえばそこで支えたときに回転せずにつり合う点である
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