未来の得点力へ!高校物理 問題演習「波の干渉模様:節線の数から条件を読み解く」【高校物理対応】

今回の問題

wave10

【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「2次元での波の干渉」です。水面上の2つの波源から出る波が作る干渉模様について、その性質を読み解き、条件が変わったときの模様を予測します。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • 波の干渉条件: 2つの波源からの経路差\(\Delta L\)と、波源の位相(同位相か逆位相か)によって、強め合い(腹)か弱め合い(節)かが決まります。
  • 干渉縞の形状: 経路差が一定となる点の集まりは、2つの波源を焦点とする双曲線を描きます。特に経路差が0の点は、波源を結ぶ線分の垂直二等分線となります。
  • 干渉縞の存在条件: ある干渉縞が2つの波源の間に存在するためには、その干渉縞に対応する経路差\(\Delta L\)が、波源間の距離\(d\)より小さくなければなりません (\(\Delta L < d\))。

基本的なアプローチは以下の通りです。

  1. (1)では、図に描かれている節線が、干渉条件式の何番目(\(m\))の線に対応するかを特定し、その経路差を求めます。
  2. (2)では、図の模様が成立するための条件を考えます。「描かれている一番外側の線が存在する」かつ「そのさらに外側の線は存在しない」という2つの条件から、波源間距離\(d\)の範囲を絞り込みます。
  3. (3)では、波源の位相を逆にしたときの「節線」の条件を考えます。これは「同位相の腹線」の条件と同じになるため、(2)で求めた\(d\)の範囲で、腹線が何本できるかを数え、対応する図を選びます。

問(1)

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共田 誠(まこと先生)

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共田 誠(まこと先生)

高校物理講師・プロ家庭教師 / 指導歴14年

上智大学理工学部物理学科卒。私立高校の非常勤講師として進学クラスから基礎クラスまで幅広く担当。大手家庭教師センター3社でプロ家庭教師を経験し、現在はオンライン専門で全国の高校生を個別指導中。

暗記物理の撲滅」を掲げ、生徒の思考のクセを診断・矯正するドクター型アプローチで指導。表面的なテクニックではなく、初見の問題に強い思考力を育てる。

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