未来の得点力へ!物理基礎 問題演習「弦の定常波と振動数の変化」【高校物理対応】

今回の問題

wave#21

【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「弦に生じる定常波」です。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • 弦の定常波: 弦の長さ\(L\)、腹の数\(m\)、波長\(\lambda\)の間には、両端が節の場合 \(L = m \times \displaystyle\frac{\lambda}{2}\) という関係が成り立ちます。
  • 波の基本公式: 波の速さ\(v\)、振動数\(f\)、波長\(\lambda\)の関係 (\(v = f\lambda\)) は、波の分野における最も基本的な関係式です。
  • 波の速さを決める要因: 弦を伝わる波の速さは、弦の張力と線密度によって決まります。これらが変わらなければ、波の速さも変わりません。
  • 振動源と振動数の関係: 弦の振動数は、振動源であるおんさの振動の仕方に依存します。

基本的なアプローチは以下の通りです。

  1. (1)では、与えられた定常波の様子(腹の数)と弦の長さから波長\(\lambda\)を求め、おんさの振動数\(f\)と波の基本公式を用いて、波の速さ\(v\)を計算します。
  2. (2)では、おんさと弦のつなぎ方が変わることによる「弦の振動数」の変化を考えます。弦の物理的条件(張力、線密度)は変わらないため波の速さ\(v\)は(1)と同じであることを利用し、新しい波長と腹の数を求めます。

問(1)

ここから先が、他の受験生と差がつく重要パートです。

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