未来の得点力へ!高校物理 問題演習「2次元弾性衝突とベクトル」【高校物理対応】

今回の問題

dynamics#59

【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「2次元弾性衝突における保存則のベクトル的扱い」です。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • 運動量保存則(ベクトル): 2次元の衝突では、運動量はベクトルとして保存されます。これは、\(x\)成分と\(y\)成分のそれぞれで運動量保存則が成り立つことを意味します。
  • 力学的エネルギー保存則(スカラー): 弾性衝突なので、衝突の前後で運動エネルギーの和は保存されます。エネルギーは向きを持たないスカラー量です。
  • ベクトルの内積: 2つのベクトル \(\vec{a}\) と \(\vec{b}\) の内積は \(\vec{a} \cdot \vec{b} = |\vec{a}||\vec{b}|\cos\alpha\) (\(\alpha\)は2つのベクトルのなす角)で定義されます。特に、ベクトルが直交する場合、内積は0になります。

基本的なアプローチは以下の通りです。

  1. この問題は、等しい質量の2球が2次元弾性衝突する場合の特別な性質を証明するものです。
  2. 運動量保存則と力学的エネルギー保存則の2つの式を立てます。これらの式はベクトルを含むため、ベクトル演算の性質をうまく利用して、衝突後の2球の速度ベクトルの関係を導き出します。
  3. 最終的に、2つの速度ベクトルが直交することを示し、\(\theta + \phi = 90^\circ\) を証明します。

メイン解法

ここから先が、他の受験生と差がつく重要パートです。

「解法に至る思考プロセス」
全て言語化した、超詳細解説。

なぜその公式を使うのか?どうしてその着眼点を持てるのか?
市販の解説では省略されてしまう「行間の思考」を、泥臭く解説しています。
まずは2週間、無料でこの続きを読んでみませんか?

2週間無料で続きを読む

(※無料期間中に解約すれば0円です)

既に会員の方はこちら

PVアクセスランキング にほんブログ村