未来の得点力へ!物理基礎 問題演習「ばねと斜方投射における力学的エネルギー保存則」【高校物理対応】

今回の問題

dynamics#46

【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「力学的エネルギー保存則の応用」です。ばねによる弾性エネルギー、重力による位置エネルギー、運動エネルギーの3つが相互に変換される状況を扱います。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • 力学的エネルギー保存則: 物体にはたらく力が保存力(重力、弾性力)のみの場合、運動エネルギーと位置エネルギー(重力・弾性力)の和は一定に保たれます。
  • 弾性エネルギー: ばねの伸び縮みによって蓄えられるエネルギーで、\(U_s = \displaystyle\frac{1}{2}kx^2\) と表されます。
  • 重力による位置エネルギー: 基準面からの高さによって決まるエネルギーで、\(U_g = mgh\) と表されます。
  • 運動エネルギー: 運動している物体が持つエネルギーで、\(K = \displaystyle\frac{1}{2}mv^2\) と表されます。

基本的なアプローチは以下の通りです。

  1. (1)では、点A(ばねを縮めた状態)と点B(斜面最高点)の間で力学的エネルギー保存則を適用します。
  2. (2)では、ばねの縮め方を変えた新しい状況で、同様に点Aと点Bの間で力学的エネルギー保存則を適用します。
  3. (3)では、点Bから点C(放物運動の最高点)の間で力学的エネルギー保存則を適用します。最高点では鉛直方向の速度成分が0になることがポイントです。

問(1)

ここから先が、他の受験生と差がつく重要パートです。

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