未来の得点力へ!高校物理 問題演習「運動方程式と慣性力:エレベーターと小球」【高校物理対応】

今回の問題

dynamics35

【設問別解説】考え方から計算プロセスまで徹底ガイド

この問題のテーマは「連結された物体の運動と慣性力」です。
問題を解く上で鍵となる物理法則や概念は以下の通りです。

  • ニュートンの運動方程式: 各物体について、\(ma = F_{\text{合力}}\) の関係式を立てることが全ての基本となります。
  • 作用・反作用の法則: 小球が糸から受ける張力と、糸がエレベーターを引く力は、作用・反作用の関係にあります。
  • 慣性力(見かけの力): 加速度運動する座標系(非慣性系)の中で物体の運動を観測すると、実際の力に加えて、座標系の加速度と逆向きに「慣性力」がはたらいているように見えます。

基本的なアプローチは以下の通りです。

  1. (1)では、小球とエレベーターそれぞれを独立した物体とみなし、はたらく力をすべて図示して運動方程式を立てます。
  2. (2)では、(1)で立てた2つの連立方程式から、張力\(T\)を消去することで、力\(F\)を求めます。
  3. (3)では、まず静止時(\(a=0\))の張力を求め、(1)の式から求まる加速中の張力と比較します。
  4. (4)では、糸が切れた後のエレベーターの新しい加速度\(b\)を求め、この加速系内から見た小球にはたらく「見かけの力」(重力+慣性力)を計算します。

問(1)

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共田 誠(まこと先生)

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共田 誠(まこと先生)

高校物理講師・プロ家庭教師 / 指導歴14年

上智大学理工学部物理学科卒。私立高校の非常勤講師として進学クラスから基礎クラスまで幅広く担当。大手家庭教師センター3社でプロ家庭教師を経験し、現在はオンライン専門で全国の高校生を個別指導中。

暗記物理の撲滅」を掲げ、生徒の思考のクセを診断・矯正するドクター型アプローチで指導。表面的なテクニックではなく、初見の問題に強い思考力を育てる。

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