プリントデータは↑メニュー↑の【YouTube】から各動画の下をチェック  高校物理を一緒に攻略していきましょう   今後オリジナル問題もアップしていくのでお楽しみに

新卒先生の授業のはじめかた

先生始めたてあるある

もともと塾講師などの経験がない限り、次の3つの悩みを持つ場合が多いです。

 

  1. 授業の板書ノートってどうやって作るの?
  2. 授業の進め方がイメージできなくて怖い
  3. スムーズに進める簡単なコツってあるの?

 

今回はそんな不安・疑問あるあるを解消するために、私立学校講師・プロ家庭教師・YouTubeチャンネル運営をしているわたしの経験をまとめていきたいと思います。

 

下の目次から気になるパートに飛んで参考にしてみてください。

授業準備の2タイプ

板書ノート作りタイプ

具体的に、板書ノートを準備するときのポイントは3つ

最初はしっかり板書のノートを作ります。

適当に書くことをイメージして済ませようとすると、いざ書こうとしたときに、

緊張で内容が飛ぶ
まとまりがなくなる
思い付きで余計なことまで書く

など、色々とアクシデントが起きがちです。

準備せずに授業に挑むのは、勝率の低いギャンブルと同じです。

特に最初の授業で失敗すると、次の授業から生徒が話を聞かなくなることが多いので準備はキッチリしておくべきです。

板書の色を先に決めておく理由

板書ノートを「メモ書き」と勘違いして、すべて黒字で書く人がいます。

だけど、それは絶対NG!

場数をこなしてきた先生にとってはメモ書きですが、まだ慣れてない先生にとっては「下書き」です。

授業では、それを見ながら黒板に「清書」をします。

なので、何色を使うのかもノートづくりの時に決めておきましょう。

ノートは下書きで、そのまま黒板に書くこと前提

 

ノートは横向きに使う理由

黒板の形はどうなっていますか?

もちろん「横長」です。

でも通常、ノートのページは「縦長」ですよね?

ノートづくりをしている段階で、黒板に書くときのリアルな配置などもシミュレーションしやすいように、ノートは横向きにして書くことがおすすめです。

ノートづくりの段階で黒板をイメージ

 

2分割で使う理由

ノートを横向きにしたら、真ん中に仕切り線を書いて左右2分割にしましょう。

もちろん黒板に書くときも、真ん中に線を書いて同じように2分割します。

これにはメリットが2つあって、

①無駄なスペースがなくなる
②生徒が板書を写しやすい ←重要

特に②がメインです。

話を聞きながら書ける生徒もいれば、聞いてから書きたい生徒もいます。

2分割しておかないと、「板書する→話す→消す→板書する」のテンポが速くなりすぎてしまいます。

あらかじめ2分割しておくと、その心配が軽減されます。

先生と同じテンポで書きたい生徒、話を聞き終わってから一気に書きたい生徒どちらも対応しやすいです。

ちなみに私は、普通の黒板なら3分割、小さめの黒板やホワイトボードなら2分割にしています。

※現在はiPadのノートアプリをメインで使用しているので、黒板を使用することは減りました※

まとまりが生まれやすい&生徒ファースト

自作プリントタイプ

講師をはじめた1年目のときは板書タイプだったのですが、2年目からは自作プリントタイプに変えました。

このタイプのメリットは、

・授業での板書量が減る
・生徒も内容に集中できる
・一回作ればずっと使える

の3つがあります。

板書量が減るのは、自分にも生徒にもメリットがあるので超オススメです。

さらにプリント作成したデータをPDF化しておけば、生徒のiPadにデータを送れたり、Dropboxなどで保存すればどこでも印刷したりもできます。

実際に働きはじめると、これがなにかと便利です。

 

プリントの作り方

自作プリントをいきなり作るのは難易度激高です。

なのではじめは、

教科書をマネする
参考書をマネする

のどちらかで作ってみるのがいいです。

説明部分の流れは変えず、少し分かりにくいと思う部分は言い回しを変えたり、図や絵を追加します。

参考書をベースとするときは、教科書と違って説明文が長いので注意してください。

プリントに書いておく部分と、口頭で話す部分を選別します。

重要ポイントはプリントに書いて、その説明や補足部分は口頭にするといいです。

練習問題に関しては、学校指定の教科書にのっている練習問題を使います。

追加で問題を入れた方がいいと思う場合は問題集などから選びます。

ベースは真似をして、そこから自分流にしていく

 

プリント作りのオススメソフト

理系の場合は【Studyaid】がオススメ。

金額は少し高いですが、学校のPCに入っている場合もあります。

このソフトでは、理系教科で必要なグラフや数式、図形の作成が簡単にできます。

さらに、入試問題や問題集のデータが入っているものもあるので、参考に調べてみてください。

文系の場合は、図形が必要ないと思うので【Word】【PowerPoint】で十分作れます。

教科書や資料集の写真が必要な場合は、プリンターでスキャンしたりスマホで撮ってデータ化してしまえば大丈夫です。

定期テストはWordで作る場合が多いので、プリント作りを通して慣れておくことがオススメです。

学校の授業で使用する場合は大丈夫ということが多いですが、著作権に関することも学校で先輩教師に教わりましょう。

メジャーなソフトは使いこなせるようにする

 

授業の進め方3ポイント

授業の大きな流れ4ステップ

基本の大きな流れは「準備→授業→プリント修正→次の進め方を考える」になります。
ここでは授業内での流れについての話に移ります。

この4ステップをひな型として進めていくと、はじめての先生でも授業の型は出来上がります。

この流れに慣れてきたら、形は崩さずに自分なりの肉付けをしていくといいと思います。

 

板書の色使いは要注意

学生のときにノートをカラフルにしていた人は気を付けましょう。

板書で色をたくさん使う先生もいますが、極力色の種類は減らした方がいいと思います。

たくさんの色を使うとデメリットがあります。

「何が大切なのかわかりにくい」
「板書に余計な時間がかかる」
「生徒もノートを書けただけで満足してしまう」など

 

なので、ひとつの例として

の3色構成で進めましょう。

生徒も3色ペンがあれば十分だし、先生側も本当に大切なものは何なのかを考えられます。

図や絵を書くときなど、どうしてもという時以外は色は増やさない!と自分に言い聞かせましょう。

 

ノートを見ながら板書する

授業準備のときに用意した授業ノートをそのまま板書するということをルール化しましょう。

その場で思いついたことをドンドン書いていくと、まとまりのないグチャグチャな板書になります。

ベテランの先生がノートや教科書を見ながら板書しているなら改善するべきですが、まだ先生になりたての若い先生であれば生徒もそれほど気にならないです。

むしろまとまりのない、その場しのぎで書かれる板書の方が印象もよくないので、ノートは見てしまって問題ありません。

 

授業で意識する3つのコツ

いろんな先生のなかで、みんなそれぞれ自分流のコツがあります。

授業法の本などにもたくさん技術が書いてあって、読むと今まで知らなかった技術にたくさん出会えます。

勉強熱心で、いろんな技術の勉強をしてきた人は特に気を付けてほしい点があります。

慣れるまで授業ではいろいろ気にしている余裕はない

 

なので今回は慣れていない状況でも意識しやすいポイントに絞ってコツを紹介します。

説明しすぎない

はじめての授業では、どうしても色々説明したくなってしまいます。

生徒のリアクションが気になり、いろいろ補足しているうちに何の話をしているか分からなくなってしまいます。

そこで「説明しすぎない」がポイントです。

基本的には、決めていた流れの話しかしない

もし、生徒が分からなそうなリアクションをしていたら、追加の説明をするのではなく「たとえ話を使って同じ説明をする」というのがコツです。

内容や流れは変えずに、視点だけを変えれば、情報量は増えず理解も深められます。

説明はシンプルで、生徒がイメージしやすい形を目指す

 

 

板書の練習はしておく

実際に板書をしてみるとわかります。結構むずかしいです。

でも心配ありません。

字がキレイでなくても生徒はちゃんと読めます。

ただしここで注意してほしいのは「身体を黒板に向けなくても書けるようにする」ということです。

↑イメージはこのような感じ↑

板書中に生徒に背中を向け続けると、生徒からすれば黒板が見にくかったり、先生ひとりの世界に入ってしまったように見えてしまいます。

身体を生徒の方に向けたまま(身体が斜めの状態)でも書けるように練習

 

 

話すときは前を向く

内容について説明するときや、板書をしていないときは、基本的には前を向きながら話すのが大切。

話し方のテクニックなどは全く気にしなくていいので、生徒の方を見ながら話すようにしましょう。

つねに前を向きながら話すのは難しいという場合は、重要なポイントを話すときだけ前を向きましょう。

最初はそれだけでも十分生徒は聞いてくれます。

目標としては、授業前に板書ノートを覚えてしまえば完璧です!

授業ノートを見ずに生徒の方を見て話す

 

まとめ

新卒で学校の講師としてはじめて働くときに出会った言葉で、いまでも時折思い出す言葉があります。

教師五者たれ
  • 学者・・・豊富な知識を持っていて、卓越した問題解答能力を持っていること
  • 役者・・・生徒との強い信頼関係と、良好なクラス環境を作る力を持っていること
  • 易者・・・入試、受験、進路情報を分析して、的確な指導ができる力を持っていること
  • 芸者・・・生徒をやる気にさせる力を持っていること
  • 医者・・・生徒の精神面、体力面をサポートできること

軸をまだ決めていない方はぜひこの言葉を参考にしてみるのも良いと思います。

 

私は自作プリントを初年度に一気に作りました。そのおかげで2年目からは一気に楽になりました。

2年目以降は、放課後から夜遅くまで家庭教師の仕事をしたり、平日に友達と飲みに行くことも可能です。

準備がテンプレ化するので、授業準備に時間もかからなくなり、無駄に仕事時間を増やすことも防げます。

さらに、授業の流れもテンプレ化することで、生徒のリアクションを見る余裕も生まれ、そのリアクションに合わせてマイナーチェンジも可能になりました。

ただでさえ忙しいとされている仕事なので、少しでも余裕をもって仕事を楽しめるように、準備をしておきましょう。

コロナ禍以降、オンラインでの授業や授業動画も普及してきました。どんな機材があればいいのか分からないという方は、よければこちらの記事も参考にしてみてください。

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